気分の落ち込みはうつ症状の可能性が高い|リラックスのススメ

ドクター

身体と心がNOというとき

目頭を押さえる男性

いつもと違うと感じたら

ストレスが蓄積していくと、うつのような症状があらわれることがあります。うつの特効薬は休息ですが、こんなサインが出始めたら、ひとまず今までの生活の中でしんどいこと、ストレスを感じることをすべてお休みし、専門機関に相談しましょう。うつの初期症状として多く挙げられるものが不眠です。毎日の睡眠はヒトの身体を支える健康の基盤ですが、この睡眠が十分に取れないと、様々な身体症状や心の不調の引き金にもなります。「寝付きが悪い」「物音などですぐに目が覚める」「起きたときにスッキリしない」「寝ても疲れがとれない」などの症状を感じたら、もしかしたらうつの初期症状かもしれません。仕事や家事育児など人によって休みずらい予定もあるかもしれませんが、健康な身体あっての人生です。頼めるところは人に頼んで、休息を取りましょう。専門機関に相談するのが一番ですが、ひとりで病院などを探すのがたいへんなようであれば地域の福祉相談所や専門の相談窓口など、電話でも相談ができます。ご自分にあった相談相手を探し、現状を説明してサポートをしてもらいましょう。うつは風邪とおなじで症状の出始めにしっかりと休養をとってあげれば、おどろくほど早くに持ち直します。自分の好きなことに時間を使う。寝たいだけ眠ってみる。食べたいものを食べたいだけ食べてみる。太陽の出ている時間にウォーキングをする。自然に触れるなどして心と身体にエネルギーを注ぎましょう。好きなことをするのと同じくらいに嫌なことをしないことも重要です。

自分をみつめるチャンス

うつは心の風邪、なんていうふうによく例えられますが、うつにも風邪にも共通して言えることは「自愛」「自分をみつめる」時間をつくるキッカケになる、ということです。うつになりやすい人は責任感の強いひと、自分でなんでも頑張ってやろうとする人、やさしい人などです。いままで人に頼めなかったこと、自分で引き受けてきたものなどを振り返り、本当にやりたかったこととそうではないことを区切って、いま一度これからの人生をじっくり考えてみるのもいいかもしれませんね。身体や心に現れる症状は本人へのメッセージです。たとえば、特定の場所に行く時だけ身体がだるい、痛みがでる等の場合は、その場所へ行くのが本当は嫌なのかもしれません。それでも頑張って続けてきた自分を認め、癒してあげましょう。心の症状についても同様で、たとえば特定の行動をするときになんだか心がモヤモヤする。自分じゃないような感じがする。楽しくない感じがする。等の症状は、本当に自分がしたいことではないけれど、義務感や責任感からそれをしなければならないと思い「我慢して」やっていたために無理が出て症状となって現れているのかもしれません。心の症状として挙げられるのがパニック発作や過呼吸、乖離症状などです。それらは自分の本当に好きな環境で、安心できる人と一緒にいるときには出にくいものです。ぜひうつになったら、自分がもっともっと自由に幸せになるチャンスだと捉えて、積極的に今までのライフスタイル、行動などを振り返ってみてくださいね。